2011年3月11日金曜日

「三つの箱から世間を覗く(第35回)」

「今週の関口宏サンデーモーニングから②」2011.3.6

○菅政権
政府に対する批判ばかりしているが、
もっと民間は自分が何ができるかを問い・考えるべきだ、という(藻谷・日本政策投資銀行)。
この問題に関する尤最の意見だ。

世間・国民が「政府批判・政府依存」と言われるようになったのは、
マスコミが毎日毎日「政府ダメ、民主党ダメ、菅ダメ」と言い続けてきたからではないのか…?

確かに、日本政府は自らの職責を認識しているとは到底言えまい。
「政権争い」の観点でしか動かなくなった。
だが、その観点でしかマスコミは報道しないのじゃないか?
(「現政権は駄目だ」という街の声だけ流してきたくせに…。)
そのマスコミによる報道で「内閣支持率」が左右され、政権の行方が決定する。
国民はそんなに政府に依存しているのか?
国民が「政府に期待する」のは当然だろ?

企業は企業の、家庭・親は家庭・親の、政府は政府の、大学は大学の役割がある。
その役割を各々がきちんと果たすことで社会は成り立っている。

マスコミは他者批判を飯のタネとしてきた。
それが、「政府批判=政府依存」的体質を作ってきたのではないか?
確かに政府は役割を十分に果たしていないだろう。
だが、自民党を主とする野党も、
政治批判をし世論形成に当たるマスコミも、
政治に関わる連中こそ、現代日本で最も「無責任」であろう。

「無責任」なマスコミが、
「無責任」な政府を頼るな、
「責任」をとれ、と国民に説教している図!!

(書き始めてから3時間がたってしまった。
居間でTVを見ながら、家族と会話しながら書いているので、
ここらで、一旦区切るが、「菅政権」については、また書きたい。)

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