2011年3月1日火曜日

第5回:「河村革命」

(元)市議が語った。
「自民もダメ。民主もダメ。
この閉塞感の中で、標的・矛先となった。」

また、TVではこのようにコメントしていた。
「地方政治はもっと地味なもので、
シングル・イシューで是か非かを迫るやり方は
(「小泉劇場」と同じで)危険だ。」

共に一理ある。
だが、なぜ「河村革命」が成功したのか、の視点が
全く欠落しているのではないか。

議会・議員の無機能性・無責任性が
近年急速に明らかになってきたのではないか?
地方議員の視察の実態。
世襲に対する批判。
財政破綻のもとでも高額な議員歳費・手当。
夕張市の破綻の最大責任は予算・決算を認めた議会ではないか?

河村の勝利は「議会・議員に対する不信任」であることの理解ができなければ、自民党・民主党と同じ轍を踏むことになろう。

投稿日:2011年02月15日 (火) 20時36分

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