2011年3月1日火曜日

第21回:「民主党"小沢チルドレン"16人会派離脱」~2011.2.20のTVから①~

民主党に会派離脱届を提出した渡辺浩一郎衆院議員らは17日、国会内で記者会見した。
執行部への抗議文と会見の要旨は次の通り。

<抗議文>

「今の菅政権は国民との約束を果たす本来の民主党政権ではない」
と多くの議員が感じている。
菅直人首相は増税への意欲をあらわにしてマニフェストを捨て、
政治主導の御旗(みはた)も捨てた。
無原則に政策の修正を繰り返す菅政権に正当性はない。
国民との約束の実現に取り組む我々こそが真の民主党だ。
従って民主党会派とは分かれ、新会派を設立する。
(毎日jpより)

国民のため、民主党のため、という。
誰もが「小沢のためじゃないか」と思っている。
小沢への"義理と人情"もあるだろうが、
小沢の力で議員になり、彼の力がないと次がない連中だ。
"自分のため(利)"に立ちながら、"みんなのため"と言う。
(予算に反対なら、なぜ党内で議論・反対しなかったのか!?)
なんと「薄汚い」!!

なんでこんな連中が出てきたのか?

"バブル経済"崩壊後からの"(長すぎる)失われた20年"
⇒ 社会の閉塞感 
⇒ 改革(=それまでの否定)
⇒「協調(話合い)より競争(対決)」という"イデオロギー"
⇒「二大政党制による政権交代」が"理想の政治体制"の"絶対化"
⇒ 政権交代・選挙に勝つためには"数"がこそ命
⇒ 議員一人一人はどうでもいい

「民主主義は数の論理だ」
(だから、"官僚制"化する。)
いくら話し合おうと、最後は多数決だ。
「数」を"絶対化"すると(小沢、そして現代日本)、
「質」は問われず、劣化する。
「数の論理」とは"1"は"1"でしかなく、
どんな人でも「一票」でしかなくなる。
民主主義が「衆愚政治」に堕すのはこのためだ。

「表に出せ(談合=話合いはするな)」
じゃないと、報道できない=番組(商品)ができない。
話合いじゃ「ドラマチックじゃない」「つまらない」。
「戦っているのを見せろ」「勝ち負けが見たい」という、国民。
「国民・有権者の声に耳を傾けなければならない。」

このニュースを聞いて、菅は7度も
「国民に必要なことを」
と、繰り返したそうだ!!!!!!!???????

こいつも"16人"と同様に、
言っていることを「ひょっとしたら、信じているのかもしれない!」んじゃないか?

投稿日:2011年02月20日 (日) 11時46分

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